1行でわかる!【3社を比較】最適な子ども新聞が見つかる
- 子ども新聞を購読したいけど、どの新聞社を選べばいいかわからない
- それぞれの新聞社の特徴や魅力が知りたい
- 子どもの特徴によっても選ぶ新聞は違うの?
こんなことを考えたことはありませんか?
実は子ども新聞は新聞社によって押し出しているポイントが違います。お子さまの特徴や目的にあった子ども新聞を選ばないと、購読しても効果が薄くなってしまう可能性も。
私は実際に、全国版で発行している子ども新聞3社をすべて購読したことがあります。
読み比べをしてわかった、それぞれの新聞社が押し出しているポイントはこちら。それぞれ1行でまとめました。
この記事では上記の結論に至った理由やそれぞれの新聞社の特徴を紹介しています。
ご家庭にピッタリの子ども新聞を見つけたい方は、ぜひご覧ください。
どの子ども新聞を選ぶか「目的」を明確にする
最適な子ども新聞を選ぶために、子ども新聞を読む「目的」を考えることは重要。
目的がわかると選択しやすくなります。
子ども新聞を全国版で発行しているのは以下の3社です。
- 読売新聞(読売KODOMO新聞)
- 朝日新聞(朝日小学生新聞)
- 毎日新聞(毎日小学生新聞)
子ども新聞3社を「目的」で比較
上記でも述べましたが、子ども新聞3社を目的で比較すると以下の通りです。
目的を1つにしぼれない場合もあると思います。その場合は、複数購読するか、段階にわけて購読する新聞を変えていくのもあり。
それぞれの新聞の持ち味を活かしていきたいですね。
我が家の場合
我が家の現在の購読状況はこちら。
我が家の場合も、複数購読を実践中。そして今後、子供の成長に合わせて購読する新聞を変えていくことも検討中です。
朝日小学生新聞の「天声こども語」の魅了を知り、購読を開始
はじめは初心者向けの読売KODOMO新聞のみを購読していましたが、途中で朝日小学生新聞も不定期で購読し始めました。理由は、朝日小学生新聞のベテラン記者が書くコラム「天声こども語」の魅力を知ったからです。
「天声こども語」は音読の教材として使用しています。新しい文章が音読したくなったらその都度購入する、といったかんじで活用中。
- 公式サイト
- Amazonや楽天
- メルカリ
Amazonや楽天だと買いたいときに気軽に買えますよ。
「天声こども語」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
今後、毎日小学生新聞に移行を検討中
今後子どもが新聞に慣れてきたら、初心者向けの読売KODOMO新聞を卒業。大人の新聞に近い毎日小学生新聞に移行することを検討中です。
目的をもって子ども新聞を選ぶことで、新聞選びの失敗がなくなりますよ。
子ども新聞3社を「表」で比較
子ども新聞3社を表で比較すると、以下の通りです。
比較項目 | 読売新聞 (読売KODOMO新聞) | 朝日新聞 (朝日小学生新聞) | 毎日新聞 (毎日小学生新聞) |
---|---|---|---|
発行日 | 毎週木曜日 (週刊) | 毎日 | 毎日 |
月額料金(税込) | 550円 | 2100円 | 1750円 |
ページ数 | 20ページ | 8ページ | 8ページ (土のみ12ページ) |
サイズ | タブロイド版 | ブランケット版 | タブロイド版 |
※タブロイド版(一般的な新聞の半分のサイズ) ブランケット版(一般的な新聞と同じサイズ) | |||
発行部数 | 約20万部(No1) | 約10万部 | 約10万部 |
特徴 | 読みやすさ重視 | 学習重視 | 大人の新聞に近い |
デメリット | エンタメ感が強い | 広告が多い | 真面目な印象 |
デジタル版 | ○ (海外在住のみ) | ○ | ○ |
お試し購読 | 1回分 | 1回分 | 7日分 |
公式HP紙面サンプル | ○ | ○ | × |
- 読売KODOMO新聞だけ週1購読で値段が安い
- 朝日小学生新聞だけ大人の新聞と同じサイズ
- 読売KODOMO新聞が1番売れている
- それぞれ特徴が違う
読売KODOMO新聞は週1購読だから習慣化しづらいのでは?と思うかもしれません。しかし1つの新聞を、1週間かけてじっくり読めば習慣化することができます。
無理なく読めるので、逆に挫折せずに習慣化できますよ。
子ども新聞3社を「特徴」で比較
それぞれの特徴から3社の違いを表で比較します。
読みやすさ重視なら読売KODOMO新聞
- 豊富な写真やイラスト
- 文章の読みやすさ
- 人気のキャラクターとコラボ
- 雑誌のようなエンタメ記事
比較項目 | 読売新聞 (読売KODOMO新聞) | 朝日新聞 (朝日小学生新聞) | 毎日新聞 (毎日小学生新聞) |
---|---|---|---|
写真・イラストの量 | 多い | ふつう | 少ない |
書体 | ゴシック体 (読みやすい) | ゴシック体・明朝体 | 明朝体 (大人の新聞に近い) |
文章 | やさしめ | やさしめ | 難しめ |
エンタメ記事 | 多い (ファッション、料理、漫画、小説) | ふつう (料理、漫画、小説、音楽) | 少ない (漫画、小説、料理) |
一面のイメージ | 大きな写真で目をひく | 大人の新聞と似ている | 大人の新聞と似ている |
コラボキャラクター | ポケモン、コナン | 鬼滅の刃 |
「豊富な写真やイラスト」で読みやすさアップ
豊富な写真やイラストは、一瞬で情報が目に入るのでわかりやすく読み進める気持ちがわいてきます。
文章に慣れていない幼児や低学年のお子様も、興味がわきやすいです。
例えば一面を見ると、他の新聞2社は「大人の新聞と似ている」のに対し読売KODOMO新聞は「大きな写真で目をひく」イメージで構成されています。
豊富な写真やイラストでわかりやすくすることは、どんどん読み進めてもらうために重要です。
「親しみやすいゴシック体」で読みやすさアップ
ゴシック体は明朝体と比べて、目に入りやすく親しみやすい特徴があります。文字を「読む」というより「見る」という使い方が適しているため、ポスターや見出しでよく使われます。
親しみやすいゴシック体で読みやすい印象を持ってもらうことで、読み進めてくれる確率が上がります。
「人気のコラボキャラクター」で読みやすさアップ
親しみやすいコラボキャラクターは、夢中になれるので集中して読み進めることができます。
好きなものだと、記憶も定着しやすいです。
例えば読売KODOMO新聞は、大人気の「ポケモン」や「名探偵コナン」とコラボしています。特にオススメなのは、コナンのスクラップとしても使える「おしえて!コナン時事ワード」というコーナー。楽しく時事ワードが学べるのでおすすめです。
コナンは他にも、学習まんが「ニュース探偵コナン」というコーナーがあります。
楽しむことが、継続する1番の秘訣です。
「雑誌のようなエンタメ記事」で読みやすさアップ
雑誌のようなエンタメ記事は、楽しませることを第一に考えられているのでワクワクした気持ちで読み進められます。
例えば、女の子が好きそうなファッションのコーナーや文房具のコーナー。男の子が好きそうな乗り物のコーナーや昆虫のコーナーなど興味をもちそうな話題を取り上げています。
子どもが興味のある記事があれば、新聞を好きになり習慣化しやすくなります。
公式サイト 読売KODOMO新聞
学習重視なら朝日小学生新聞
学習コンテンツとしては3社とも充実していて、以下のものがあります。
- ニュースを深掘りした学習コーナー
- 英語のコーナー
- 学習マンガ
- 中学受験向きのコーナー
それに加えて朝日小学生新聞は、より学習重視の内容にするためにこんな工夫がされています。
- 復習しやすいニュースのまとめコーナー
- 国語力がつく「天声こども語」
- 親向けの情報も充実
比較項目 | 朝日新聞 (朝日小学生新聞) | 読売新聞 (読売KODOMO新聞) | 毎日新聞 (毎日小学生新聞) |
---|---|---|---|
ニュースまとめ (1週間分) | ○ | × | × |
ニュースまとめ (一月分) | ○ | × | × |
天声こども語 | ○ | × | × |
親向けの情報 | 多い | ふつう | ふつう |
協力会社 | SAPIX、浜学園、学研 | 小学館、四谷大塚 | Z会、日能研 |
「復習しやすいニュースのまとめコーナー」で学力アップ
復習しやすいニュースのまとめコーナーは、ニュースを繰り返し読むことになるのでニュースの内容が頭に残りやすくなります。
ニュースのまとめコーナーは、以下の2つがあります。
- 1週間のニュースをまとめておさらいするコーナー
- 毎週日曜日
- クイズつき(3問)で、ニュースを理解しないと解けない仕組み
読解力・時事力が自然と身につきます!
- その月の主要ニュースをまとめておさらいするコーナー
- 月に1回
- スクラップもできる仕様になっている
月に1回ならスクラップも面倒になりません。
ニュースを、週1で復習・月1で復習と2回も繰り返しておさらいできるので記憶が定着しやすいです。
中学受験に役立てたいお子様にもピッタリです。
「国語力がつく『天声こども語』」で学力アップ
「天声こども語」とは、朝日新聞のベテラン記者による子ども向けにわかりやすく書かれたコラムのこと。ニュースや季節の話題を取り上げています。
例えば、以下のように活用します。
- 音読する
- ふりがなを塗りつぶして漢字の読みを覚える
- わからなかった地名や言葉を地図や辞書で調べる
- 書き写しや要約をする
たった400文字程度の文章で、読解力、漢字力、時事力、語彙力、要約力、文章力など様々な能力を伸ばすことができます。
我が家になくてはならない優秀な教材です。
「天声こども語」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
「親向けの情報も充実」で学力アップ
親向けの情報が充実していると、親も勉強法や中学受験の情報を得るためのツールとして使えます。親子で活用できるので、効率よく学力アップにつなげていくことが可能。
例えばこんなコンテンツがあります。
- 勉強法を教えてくれる「清水章弘先生の勉強アドバイス」のコーナー
- 私立中学校の紹介や学校説明会の案内
- 教材やコンクールの広告
親子で情報を得ることで、着実に学力アップに活かすことができます。
公式サイト 朝日小学生新聞
大人の新聞を目指すなら毎日小学生新聞
大人の新聞に近づけるために、こんな工夫がされています。
- 文字の量が多め
- 大人の新聞と同じ明朝体を使用
- 週1回「15歳のニュース」が折り込まれる
比較項目 | 毎日新聞 (毎日小学生新聞) | 読売新聞 (読売KODOMO新聞) | 朝日新聞 (朝日小学生新聞) |
---|---|---|---|
文字の量 | 多い | ふつう | ふつう |
書体 | 明朝体 | ゴシック体 | ゴシック体・明朝体 |
中高生向け | 15歳のニュース (週1回) | 別で中高生新聞あり | 別で中高生新聞あり |
「大人の新聞に近い文章」でステップアップ
大人の新聞に近い文章を読むことで、段階を踏んで難しい文章に慣れていくことができます。それによって、大人の新聞に対する抵抗が少なくなります。
- 大人の新聞と同じ明朝体
- 他の子ども新聞と比べると写真やイラストが少なめ
- 文章が多め
他の子ども新聞と比べると堅苦しい印象を受けますが、大人の新聞に慣れるにはふさわしいといえます。
大人の新聞を見ても、見た目でビビらなくなります。
「『15歳のニュース』に挑戦」でステップアップ
「15歳のニュース」は中高生向けの新聞で、毎週土曜日に毎日小学生新聞に別冊で折り込まれます。
毎日小学生新聞よりもさらに難しめの「15歳のニュース」に挑戦することで、大人の新聞に対してのハードルをさらに下げることができます。
15歳のニュースは単体でも購読可能。デジタル版で1カ月たったの100円(税込)、4ページの週刊です。
公式サイト:15歳のニュース
段階を踏んで難しい新聞に挑戦していくことは、大人の新聞に抵抗なく移行するために重要です。
公式サイト 毎日小学生新聞
【まとめ】最適な子ども新聞を選んで家庭学習に活かそう!
この記事では、子ども新聞3社を比較してご紹介しました。
3社を選ぶポイントは以下の通り。
1つに絞れない場合は、複数購読したり段階を踏んで違う新聞に移行するのもオススメです。朝日小学生新聞なら、Amazonや楽天で気軽に買うことも可能。
子ども新聞は、いろんな能力を伸ばすことができる優秀な教材です。月々500円から2000円ほどで買うことができるのでコスパも最高!
ぜひ気に入った子ども新聞を購読してみてくださいね。