【具体例あり】子ども新聞を子どもが読まない!我が家で試した3つの方法を紹介
- 子ども新聞を購読しているけど、子どもが全然読んでくれない
- 購読を検討中だけど、子どもが読んでくれるか心配
- 活字が好きではない我が子には、新聞はハードルが高すぎる
こんな悩みはありませんか?我が家の息子たちも、子ども新聞はもちろん活字をすすんで読むことは滅多にありません。しかしある工夫をすることで、子どもが新聞に触れる機会を増やすことができました。
この記事では、我が家で実際に試した「子どもが新聞を読んでくれる3つの方法」を具体例付きで紹介します。半強制的なものもありますが、活字に興味を持つきっかけを作るには多少はやむを得ないと思います。
まずは少しでも触れてみることが大事です。
子ども新聞は、質の高い文章がぎっしり詰まった優れたツールです。子ども新聞を活用して、質の高い学びを身につけましょう。
親が読んでいる姿を子どもに見せる
1つ目の方法は、「親が読んでいる姿を子どもに見せる」。
子どもは親のやっていることが気になるので、子ども新聞を親が読んでいると自然と興味を持つようになります。
我が家の具体例
我が家では平日の朝、子どもが朝食を食べている横で私が5〜10分子ども新聞を読みます。そのときにこんなことに気を配っています。
- 子どもが新聞を見て、「これ何?」とたずねてきたら説明してあげる。
- 子どもが興味がありそうな記事を見つけたら、「見て見て!」と声をかける。
- 親が楽しむ
子ども新聞は、子どもが興味ある話題が盛りだくさんだし大人が読んでもためになるものばかりです。
思わず話したくなる話題がたくさんなので、自然と会話が弾みますよ。
【3分でOK】毎日の学習時間に組み込む
子ども新聞を習慣化させるには、毎日の学習時間に子ども新聞を組み込んでしまうのも手です。新聞を学習の一部にしてルーティーン化してしまえば、取り組むハードルが下がりますよ。
3分もあればできてしまうので、負担も少ないですよ。
我が家の具体例
我が家は、夕方の学習時間に子ども新聞を取り入れています。新聞記事は朝日新聞社の「天声こども語」を使用し、音読の学習をしています。「天声こども語」とは、朝日新聞のベテラン記者による子ども向けにわかりやすく書かれたコラムのこと。ニュースや季節の話題を取り上げています。
天声こども語は、2分ほどで読めてしまいます。
天声こども語の学習法についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【小1からできる】音読には朝日小学生新聞の「天声こども語」がおすすめ!
問題形式の記事をお小遣い制でやってもらう
こども自ら新聞を読んでもらうには、お金の力を借りるのも一つの手です。お金を利用するのは抵抗がある方も多いと思いますが、やはりお金が絡むと子どもの食いつきが違います。我が家は習い事の費用だと思えばうんと安いと割り切って、お小遣い制で取り組んでもらっています。
勝手にどんどん取り組んでくれるので楽ちんなんですよねー。
理解しないと解けない問題形式の記事は学習に効果的
お小遣い制で使用する記事は問題形式の記事のみです。問題形式になると記事の内容を理解しないと問題が解けないので、読解力を伸ばすことができます。問題形式の記事を解くことは学習に効果的だといえます。
お金を払ってでも取り組んでもらいたい!
以下にそれぞれの新聞社の問題形式のコーナーをまとめました。
読売KODOMO新聞(読売新聞社)
「ウィークリー学習シート」(毎週土曜日)
毎週発行の読売KODOMO新聞の中から覚えておきたいニュースや考えてほしい社会問題をピックアップして出題する学習シート。
※読売新聞オンラインでダウンロードする必要あり(読売KODOMO新聞を購読していれば無料でダウンロード可)
公式サイト:読売KODOMO新聞
朝日小学生新聞(朝日新聞社)
「ニュースあれこれ週末版」(毎週日曜日)
1週間のニュースを日曜日にまとめておさらいするコーナー。このコーナーはクイズつき(3問)で、ニュースを理解しないと解けない仕組みになっています。
「○月のニューススクラップ」(月1回)
その月の主要なニュースをまとめて紹介してくれるコーナー。気に入った記事を見つけて、スクラップできるようにもなっています。
公式サイト:朝日小学生新聞
毎日小学生新聞(毎日新聞社)
「ニュース検定 模擬問題」(週3回)
ニュース検定の模擬問題が週3回1問ずつ出題されるコーナー。3、4、5級の問題がそれぞれ一回ずつ出題されます。
公式サイト:毎日小学生新聞
それぞれの子ども新聞社について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【3社を比較】最適な子ども新聞が一目でわかる!表でわかりやすく紹介
我が家の具体例
我が家は読売KODOMO新聞を購読していますが、ウィークリー学習シートは使わずに私が問題を作っています。手間のかかる作業ですが、親が問題を作るとこんなメリットがあります。
- 子どもの興味、レベルに合わせた問題が作れる
- 問題数が無限
- 覚えてほしい記事を選べる
- 親も勉強になる
手間以上の価値がありますよ。
問題の作り方
我が家はこのように実践しています。
- 大きめのふせんに私(親)が問題を書いて記事の横に貼る(1記事2、3問)
- 記事を読んだ子どもが、ふせんの空いてるところに答えを書く
新聞記事は長すぎないものならなんでもいいです。我が家の場合は、読売KODOMO新聞の300文字程度の新聞記事を使っています。読売KODOMO新聞は週1購読なので、1つの新聞に時間をかけて読むことができます。親もじっくり読みながら問題を作ることができるので、挫折しにくいです。
値段
お小遣いの値段は、1記事(2、3問)10円でやっています。10記事問題をやれば100円儲かります。高いと思う方もいるかもしれません。しかしこれで新聞に興味を持ってもらえるかもしれないし、読解力が伸びると思えば安いもんです。
読まなきゃ始まらないですからね。
【まとめ】少しでも新聞に触れる機会を作って、徐々に慣れていこう!
この記事では、子ども新聞を子どもが読まない場合の我が家で試した3つの方法を紹介しました。まとめると以下の通りです。
①親が読んでいる姿を子どもに見せる
子どもは親がやっていることに興味があるので、まずは親が子ども新聞を読む姿を見せることが大切。そのときに気を配ることは以下の3つ。
- 子どもが新聞を見て、「これ何?」とたずねてきたら説明してあげる。
- 子どもが興味がありそうな記事を見つけたら、「見て見て!」と声をかける。
- 親が楽しむ
生活の中に当たり前のように子ども新聞があることが大切。
②【3分でOK】毎日の学習時間に組み込む
子ども新聞を習慣化させるには、毎日の学習時間に子ども新聞を組み込んでしまうのも手です。
我が家は、朝日新聞のベテラン記者による子ども向けにわかりやすく書かれたコラム「天声こども語」を音読の学習として使用しています。
新聞を学習の一部にしてルーティーン化してしまえば、取り組むハードルが下がりますよ。
③問題形式の記事をお小遣い制でやってもらう(1記事(2、3問)10円)
こども自ら新聞を読んでもらうには、お金の力を借りるのも一つの手です。特に理解しないと解けない問題形式の記事をお小遣い制でやってもらうのがオススメ。読解力がつくので学習に効果的です。
問題形式の記事は、それぞれの新聞社でコーナーがありますが1番のオススメは親が問題を作る方法。手間はかかりますがこんなメリットがあります。
- 子どもの興味、レベルに合わせた問題が作れる
- 問題数が無限
- 覚えてほしい記事を選べる
- 親も勉強になる
読売KODOMO新聞なら週1購読なので、1つの新聞に時間をかけて読むことができます。親もじっくり読みながら問題を作ることができるので、挫折しにくいです。
子ども新聞を読むきっかけ作りが大切。読まないと始まらない!
少しでも新聞に触れる機会を作って徐々に慣れ、ぜひ子ども新聞を学習の一つにしてくださいね。